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文の成り立ち - 英文法を覚えよう

まず最初に文とは何かについて

She is Japanese.
彼女は日本人です。

She, is, Japanese と、それぞれの語が決まった順番で並んでいます。

この様に語が決まった順番で並んだものを文と言います。
次に文を構成する基本ルールです。
まず文の最初の語の、最初に登場する文字は「大文字」で書きます。
この分の場合、She のSの箇所ですね。

次の基本ルール

文の末尾にはピリオドをつけます。
ピリオドは、この分の場合、Japanese の直後に置かれた、点の記号のことです。

Is she Japanese?
彼女は日本人ですか？

この文の場合、内容が、疑問の内容となっています。
このような文は疑問文といい、疑問文の最後には、記号の「疑問符」がつきます。
疑問符は「クエスチョンマーク」とも言います。
また Thanks.(ありがとう。) など、1語で、文になるものもあります。
さきほどの Congratulations!(おめでとう。)
この文には、終止符や疑問符とは異なる記号がついています。
これは「感嘆符」です。

感嘆符は「エクスクラメーションマーク」とも言い、
感動や興奮、驚きなどの強い気持ちの現れを表現するときや、
その文の内容を強調をしたいときに使われ、主には「感嘆文」で使われます。
そのほかに、ピリオドによく似た形をした記号があります。

Let's eat, mum.
食べよう、お母さん。

この文の「eat」のあとについている記号。これは「カンマ」です。
文を区切ったり、付け足したりする時などで使われます。

それでは、文の説明のはじめにでた「語」とはなんでしょうか？
she, Japanese, go, today, Tokyo
などの、文を構成するもので一番小さく分けられるもの、つまり単語のことを言います。
語にはそれぞれ働きがあります。

その働きのことを品詞と言い、品詞は全部で10種類あります。
それぞれ。名詞、冠詞、代名詞、形容詞、副詞、動詞、助動詞、前置詞、間投詞と言います。

次にそれぞれの品詞の働きをかんたんに解説します。
はじめは名詞です。

apple, car, water, voice, summer など、名詞は、人や物事などの名前を表す品詞です。

主語、目的語、補語になり、数えられる名詞と数えられない名詞があります。
数えられる名詞には複数形があります。

次は冠詞です。
a, an, the の３つがあります。
冠詞は、名詞の前に置かれ、その名詞が不特定のものか、特定のものかを表します。
a, an　は数えられない名詞の前に置くことはできません。

次は代名詞です。
I, me, he, him, this など、代名詞は、名詞の代わりをする品詞です。
人称代名詞や指示代名詞などがあり、人称代名詞は働きによって形が変わります。
また代名詞には、冠詞や修飾語句をつけることができません。

次は形容詞です。
big, few, many, right, fine など、形容詞は、人や物事の状態や性質、数量などを表す品詞です。
名詞を修飾したり、補語になります。

次は副詞です。
so, very, today, there, thenなど、副詞は、場所や時、様態や頻度、程度などを表す品詞です。
動詞や形容詞などを修飾します。

次は動詞です。
is, get, have, run, sleep など、動詞は、人や物事の動作や状態を表す品詞です。
be動詞と一般動詞があり、一般動詞は自動詞と他動詞の２つの用法があります。
また動詞は、主語の人称や、時制などによって形が変わります。

次は助動詞です。
can, will, may, must, do など、助動詞は、動詞との組み合わせて判断などを表す品詞です。

次は前置詞です。
on, in, at, for, of など、助動詞は、名詞や代名詞の前に置かれて、前置詞句を作る品詞です。

次は接続詞です。
and, or, but, because, that など、接続詞は、語と語を繋いで一つの語にしたり、句と句を繋いで一つの句、節と節を繋いで一つの節など、語や句、節などをつなげる品詞です。
また、接続詞は、等位接続詞と従属接続詞があります。

最後は間投詞です。

ah, oh, bye など、間投詞は感情を表したり、あいづちなどに使う品詞です。

以上、10種類の品詞でした。
今回は文の基本ルールを理解するため、ここまで、かんたんに10種類の品詞を説明しました。